韓国の美容医療 人気施術ランキング|満足度と費用で選ぶ

費用・比較公開日:2026-08-22 最終更新:2026-09-14

「韓国の人気施術ランキング」という記事はたくさんありますが、その順位がどうやって決まったのかが書かれているものは、ほとんどありません。 誰に聞いたのか、何件を数えたのかが分からなければ、順位を信じる理由もありません。

そこでこの記事では、ソウルの美容クリニックに日本語で投稿された口コミ400件を実際に数え、どの施術がどれだけ語られているかを集計しました。あわせて、施術ごとの平均評価と、低評価の口コミの中身までそのまま載せます。

このランキングの作り方(先に限界も書きます)

  • 対象:ソウルの美容クリニックに日本語で投稿された口コミ400件
  • 数え方:口コミ本文に施術名が出てくる件数を集計しました。1件の口コミに複数の施術が含まれることがあります
  • 平均評価:その施術に言及した口コミの星の平均です

限界も正直に書いておきます。 口コミはもともと満足した方が書く傾向があるため、平均評価は高めに出ます(今回の400件も平均4.75、★5が341件で85.3%でした)。また、件数が10件前後の施術は数字がぶれます。順位は「日本人の間でどれだけ話題になっているか」の目安として見てください。

人気施術ランキング(口コミ400件の実測)

順位施術言及件数平均評価
1ボトックス23件4.74
2ポテンツァ13件4.69
2LDM(水玉リフティング)13件5.00
4ピコトーニング・ピコレーザー12件4.67
4オンダリフト12件4.75
4ほくろ除去・シミ取り12件4.58
7アクアピール11件4.91
8リジュラン10件4.60
9インモード9件—
10シュリンク8件—

(9位以下は件数が少ないため平均評価は省略しました)

上位の施術は、口コミで何が語られているのか

食薬処の医薬品承認一覧を「ボツリヌス」で検索した結果。総件数と製品名の列が表示されている
「보툴리눔」(ボツリヌス)で検索した結果。韓国で承認されている製剤がいくつあるのかまで、この画面で確認できます

1位 ボトックス — 「まず一つ試す」の定番

もっとも多く名前が挙がった施術です。エラ・眉間・顎・肩など部位のバリエーションが広く、ほかの施術と同じ日にまとめて受けている方が目立ちました。金額に触れた口コミもあります。

「ボトックスが5000円ほどで打てる(1番安くて2000円)なのはとても破格だと思います。」

ただし、効果の出かたには個人差があり、思ったとおりにならなかったという声もあります。眉の形が変わってしまい、日本のクリニックで相談することにしたという口コミも実際にありました。手軽に見える施術ほど、仕上がりのイメージをカウンセリングで具体的に共有しておくことが大事です。

2位タイ ポテンツァ/LDM — 肌管理の主役

ポテンツァは毛穴やニキビ跡の悩みで名前が挙がることが多い施術です。

「こちらでポテンツァを3回ほど、施術しましたが、ニキビのクレーターの跡は改善、毛穴も小さくなってきました。」

これは個人の感想であり、同じ結果が誰にでも出るわけではありません。実際、ポテンツァには低評価の口コミもあります(後述します)。

LDM(水玉リフティング)は、今回の400件では平均評価が5.00でした。単体というより、アクアピールやトーニングと組み合わせて受けている方が大半です。冷たくて気持ちよかった、という感想が多いのが特徴でした。

4位 オンダリフト・ピコトーニング・ほくろ除去

オンダリフトは高周波タイプのリフトアップで、フェイスラインの悩みで提案されることが多い施術です。詳しくは韓国のリフトアップにまとめています。

ほくろ除去とシミ取りは「取り放題」のメニューがあるのが韓国の特徴で、まとめて受けたことによる満足の声が目立ちました。

「一度に複数除去できたのでダウンタイムも一回で済み、コスパも大満足です。」

一方で、取る箇所の確認が甘いと後悔につながります。 気に入っていたほくろまで消されてしまった、という口コミもありました。施術前に「どれを取るか」を一つずつ確認してください。

満足度を決めていたのは、施術名ではありませんでした

ここからが、今回いちばんはっきり出た結果です。400件の口コミに出てくる言葉を数えると、こうなりました。

言葉出現件数割合
日本語175件43.8%
カウンセリング165件41.3%
丁寧151件37.8%
安心147件36.8%

もっとも多く言及された施術(ボトックス23件)の7倍以上の口コミが、「日本語」に触れています。 つまり日本の方は、施術の種類よりも「話が通じたか」「丁寧に説明してもらえたか」で満足・不満を判断しているということです。

「カウンセリングルームが半個室で日本語通訳さんをつけてくださっていたので、予算の確認、施術内容の相談や提案がわかりやすく簡潔にできました。」
「とても丁寧で必要のない施術ははっきりと伝えてくれます、予算に合わせた最善のメニューの提案、大切なイベント前のダウンタイムなど親身になって相談にのってくださいました。」

ランキング上位の施術を選ぶことよりも、予算とダウンタイムの希望を日本語で伝えられるクリニックを選ぶことのほうが、満足度への影響は大きいと考えられます。

低評価の口コミも読んでおいてください

400件のうち★1は10件(2.5%)でした。数は少ないのですが、内容には共通点があります。

「リジュラン6ccでお支払いしていたのに半分の量しか打ってもらえず、これで全量打ちましたと最初嘘をつかれました。」
「価格もお得だと思うのですが、施錠中にどの施術されているのか不明なため、今からこのレーザー当てますーみたいな説明があると良かったと思います。」
「少し高くても日本でやる方がよっぽどいいと思います。」

不満の中心は、施術そのものよりも「説明がない」「聞いていた内容と違う」という点に集まっています。裏を返せば、次の3つを守るだけでトラブルの多くは避けられます。

  1. 施術名だけでなく、cc数・ショット数・本数まで書面か画面で確認する
  2. 施術の前に「今から何をするか」を説明してもらう
  3. 事前の問い合わせ内容(金額のやりとり)を消さずに残しておく

費用で選ぶときは総額で

韓国の医療法施行規則第42条の2。診療前に項目と価格を直接説明しなければならないという部分が強調されている
韓国の医療法施行規則第42条の2。保険の効かない診療の項目と価格は受付などに冊子で備え、ホームページがあればそこにも表示すること、保健福祉部長官が告示した項目は診療の前に直接説明することが定められています

ランキング上位の施術は、日本より安く受けられることが多いのは事実です。ただし航空券と宿泊費を入れると結論が変わることがあります。計算のしかたは韓国の肌管理は本当に安い?渡航費込みで日本と徹底比較にまとめましたので、渡韓を決める前にご覧ください。

初めての方の組み立て方

  1. 悩みを1つに絞ります(毛穴・シミ・たるみ・ニキビ跡など)
  2. その悩みに対して、韓国でよく選ばれている施術を1〜2つに絞ります
  3. 予算の上限とダウンタイムの希望を、日本語で伝えられるクリニックを探します
  4. 帰国日の前日は避けて予約します
  5. 会計前に、受けた施術と数量を必ず確認します

ランキングを、自分の悩みに置き換える

順位はあくまで「日本の方の間でどれだけ話題になっているか」の目安です。実際に選ぶときは、順位ではなく自分の悩みの側から引くほうが早く決まります。上位に並んだ施術を、悩み別に置き換えると次のようになります。

いま気になっていること候補になりやすい系統考え方
輪郭・フェイスラインのゆるみ高周波やハイフなどの引き上げ系、ボトックス単発でも成立しやすく、渡韓と相性がよい系統です
全体のくすみ・色ムラトーニング系回数を重ねる前提です
濃い部分がはっきりあるスポット照射かさぶたが出る前提で日程を組みます
毛穴・ニキビ跡の凹凸針を使う系統複数回が前提で、費用も上がりやすい領域です
肌のハリ・ツヤ・乾燥スキンブースター積み上げ型で、直後より後から効いてきます
洗浄・鎮静・整える肌管理の基本メニュー単体でも組み合わせでも入れやすい系統です

こうして並べ替えると、ランキング上位のものが自分の悩みに当たらないことも普通にあると分かります。順位は「多くの人が受けている」という情報であって、「あなたに合っている」という情報ではありません。

系統ごとの詳しい話は、韓国のリフトアップ、韓国のピコレーザー、韓国のリジュラン、韓国のシミ取りにそれぞれまとめています。

同じ施術名でも、中身は同じではありません

ランキングを見比べるときに落ちやすいのが、同じ名前でも設定が違えば別物という点です。とくにリフトアップ系は「ショット数」、注入系は「量」、レーザー系は「モードと範囲」で内容が変わります。

「初めて来てみました。ボルニューマ300ショットで顔下半分の施術✨張り感あります😊 今回はこれだけでしたが、次は違うメニューでまた来たいと思います!」
「初めて行かせていただきました!中は大変綺麗で、お菓子なども用意されていてとても居心地がよかったです。今回はシュリンクユニバース300shotを施術致しましたが引き上がれば良いな!と思います。」

どちらの口コミにも、施術名と一緒にショット数と範囲が書かれています。 これは偶然ではありません。同じメニューでも、ショット数と当てる範囲で費用も体感も変わるため、書いた方自身が「何を受けたのか」を記録として残そうとしているのだと思います。

ですから見積もりを比べるときは、施術名だけを並べても意味がありません。次の項目まで揃えて、はじめて比較になります。

系統揃えるべき項目
引き上げ系ショット数、当てる範囲(全顔か下半分か)
注入系製剤の種類、量、打ち方
レーザー系モード、出力の考え方、範囲か個数か
針を使う系統一緒に入れる薬剤、その量、深さの設定
肌管理の基本メニュー含まれる工程の数、鎮静が入るかどうか

カウンセリングでは「この施術をお願いします」ではなく、「この範囲に、この設定で」まで言えると、当日のずれがぐっと減ります。

同じ日に何を組むか

韓国では、複数のメニューを同じ日に組むのが一般的です。渡韓する側にとっては、ダウンタイムも渡航費も一度で済むという利点があります。ただし、組み合わせ方には向き不向きがあります。

組み合わせ相性理由
引き上げ系 + 鎮静良いです熱が入ったあとを落ち着かせる流れになります
トーニング + 洗浄・鎮静良いです役割が重ならず、負担も軽めです
注入系 + 鎮静良いです針のあとを落ち着かせられます
スポット照射 + 旅行後半の予定注意が要りますかさぶたが出た状態で移動することになります
針を使う系統 + 強い照射注意が要ります刺激が重なり、赤みが長引くことがあります
同じ狙いのものを三つもったいないです役割が重複し、費用だけ増えます

いちばん最後の行が、キャンペーンのときに起きやすい落とし穴です。「三つ選べる」と言われると全部を埋めたくなりますが、狙いが重なっていないかを一度聞いてみてください。 一つを別の役割のものに替えるだけで、同じ金額でも満足度が変わります。

星4の口コミが、いちばん実務的です

星1は強い不満、星5は満足。どちらも参考になりますが、判断に効くのは星4です。 満足しているけれど引っかかった点がある、という状態が、いちばん具体的に書かれるからです。

「アイウルセラとニキビの治療をしてもらいました。ニキビ圧出は少し痛みましたが、今後治っていくといいなーと思います。丁寧に対応してくださりました。」

「丁寧に対応してくださりました」と「少し痛みました」が同居しています。これは対応の問題ではなく、その施術がそういうものだという情報です。こういう一文を先に読んでおくと、当日「聞いていない」と感じずに済みます。

星4を読むときは、次の観点で拾ってみてください。

  • 痛みについて、具体的にどの工程が痛かったと書かれているか
  • 待ち時間や所要時間について触れているか
  • 「次はこうしたい」と書かれているか(次の判断材料になります)
  • 施術後にどうなったかまで書かれているか

日本と前提が違うところ

ランキングの読み方に影響する前提の違いを、先に整理しておきます。

項目日本で慣れている感覚渡韓して受けるときに起きること
通院気になれば翌週また行けます次に行けるのは次の渡韓のときです
相談の相手医師が最初から最後まで話しますカウンセラーが先に入り、医師は診察と施術で登場します
表示価格見た金額で受けられることが多いです初回価格・イベント価格・組み合わせ価格が条件で変わります
施術の数一度に一つずつ受けます同じ日に複数を組むのが一般的です
アフターケア通って診てもらえます自分で管理する前提になります

通えないという前提が、施術選びそのものを変えます。 回数を重ねる前提の施術ばかりを選ぶと、渡韓のペースに追いつきません。逆に、単発で成立する施術は渡韓と噛み合います。ランキングを見るときも、この観点で上位を選び直すと納得のいく組み立てになります。

カウンセリングで聞いておく質問

順位ではなく中身で決めるために、その場で聞いておきたいことを並べます。日本語のままで構いません。

  1. この施術は、私の悩みのどこに効くと考えていますか。
  2. ショット数・量・範囲は、どういう設定になりますか。
  3. この中で、今日やらなくてよいものはどれですか。
  4. 組み合わせた三つは、狙いが重なっていませんか。
  5. 何回くらい、どのくらいの間隔で受ける想定ですか。
  6. 帰国はこの日ですが、この組み合わせで問題ありませんか。
  7. 会計のときに、施術名と数量が入った明細をいただけますか。

3番と4番は、費用を抑えるためではなく満足度を上げるための質問です。同じ予算でも、役割の違うものに割り振ったほうが変化を感じやすくなります。

帰国後にすること

渡韓して受ける方に共通しておすすめしたいのが、記録を残すことです。ランキングを読み比べる時間より、自分の記録のほうがはるかに役に立ちます。

  • 受けた施術の名前と、ショット数・量・範囲
  • そのときの金額
  • 施術後どのくらいで赤みが落ち着いたか
  • 効果を感じたかどうか、感じたとしたらいつ頃か

これを次の渡韓に持っていくと、カウンセリングが一段深くなります。「前回これを受けて、ここは良かったがここは物足りなかった」と言えるだけで、提案の精度が変わります。日程の組み方は渡韓美容の日程にまとめています。

日本語では、どこまで確認できるのか

韓国の医療海外進出法施行規則第11条。毎年1回以上医療通訳能力検定試験を実施するという部分が強調されている
同法施行規則第11条。医療通訳能力検定試験は毎年1回以上、筆記(国際文化・医療サービス・病院システム・基礎医学)と口述(外国語での表現の正確さ・医療知識)で実施すると定められています

ランキングを見て気になった施術について、渡韓の前に日本語だけでどこまで確認できるのかを整理します。

確認したいこと日本語だけで確認できるか方法
その施術を扱っているかできます予約のメッセージで施術名を挙げて聞きます
ショット数や量の選択肢ある程度できます「どの設定がありますか」と文章で聞きます
大まかな金額感ある程度できます公開されているメニューと返信で確認します
施術中の日本語対応できます区間を分けて質問します
明細の言語できます「施術名と数量が入った明細をいただけますか」と聞きます
自分に合う施術かどうかできません診察が必要です
当日の確定金額できませんカウンセリングで提示されます

「体制」と「選択肢」は事前に日本語で確かめられて、「自分に合うか」は現地でしか決まりません。 ですから事前の調べものは、施術を決めきることではなく、候補を二つか三つに絞って、聞く質問を用意しておくことに使うのが効率的です。日本語対応の実際は日本語対応、当日の進み方はカウンセリングの流れにまとめています。

よくある質問

Q. ランキング1位の施術を受ければ間違いないですか。

順位は「多くの方が受けている」という情報で、「あなたに合っている」という情報ではありません。まず悩みを一つに絞り、その悩みに対する候補として順位を使うほうが、満足度は高くなります。

Q. 人気の施術ほど効果が高いのでしょうか。

必ずしもそうではありません。受けやすさ、手軽さ、価格帯、所要時間の短さといった要素でも件数は増えます。今回の集計でも、満足度を分けていたのは施術の種類ではなく、日本語で丁寧に説明してもらえたかどうかでした。

Q. 一度の渡韓で、いくつまで組んでよいですか。

決まった上限はありませんが、初めての方は絞るほうをおすすめします。同じ日に詰め込みすぎると、どれが効いてどれが効かなかったのかが分からなくなり、次の判断材料が残りません。役割の違うものを二つほどから始めるのが現実的だと思います。

Q. 低評価が数件あるクリニックは避けるべきですか。

件数だけでは判断できません。読むべきなのは中身です。金額のずれ、説明がないまま進んだ、断ったのに勧誘が続いた。この三つが書かれているときは注意が要ります。一方で、運営の性質(規模が大きく回転が速い、担当が交代する)を説明しているだけの低評価もあります。

まとめ

口コミ400件を数えてみると、人気施術の上位はボトックス、ポテンツァ、LDM、ピコトーニング、オンダリフトでした。ただ、それ以上にはっきりしていたのは、満足度を左右していたのが施術名ではなく「日本語で丁寧に説明してもらえたかどうか」だったということです。

ランキングは入り口として使い、最後は「自分の悩みに合っているか」「予算を伝えられるか」で選んでください。効果には個人差があり、低評価の口コミも確かに存在します。その両方を見たうえで決めるのが、いちばん後悔の少ない選び方だと思います。

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※この記事は情報提供を目的としたものであり、診断や治療の代わりになるものではありません。施術の適応やリスクについては、必ず医師のカウンセリングでご確認ください。

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