「韓国 シミ テープ」で調べていらっしゃる方の多くは、渡韓してシミ取りを受けたあとの数日をどう過ごすことになるのか、具体的な絵が見えていない状態だと思います。写真は撮れるのか、マスクで隠せるのか、いつからメイクができるのか。予約を入れる前に知っておきたい、という気持ちはよく分かります。
先に一点だけお伝えしておきます。貼る期間や外してよい日を、この記事で断定することはできません。 施術の種類、照射した部位、その方の肌の状態で変わるからです。そして、それを判断できるのは施術をしたクリニックだけです。
ですのでこの記事では、日数を書くかわりに、「テープ」という言葉が出てくる場面を分けたうえで、誰に何をいつ聞けばよいのかを順番に整理します。聞く項目さえ決まっていれば、当日に慌てずに済みますし、帰国日から逆算して予定を組めるようになります。
まず、韓国側での前提になっている分類をお見せします。
「シミ テープ」で出てくるものは、三つに分かれます
同じ「テープ」という言葉でも、指しているものが違います。ここが混ざったままだと、調べても答えが出ません。
| 検索で混ざっているもの | 実際に指しているもの | 扱う場所 |
|---|---|---|
| 施術のあとに貼る保護のためのもの | 照射した部位を保護する目的で使われるもの | 施術を受けたクリニック |
| 貼るタイプの化粧品や雑貨 | 売り場で買える製品 | 生活雑貨の店・ドラッグストア |
| 経過を隠すための一般的な保護材 | ばんそうこうのような日用品 | 薬局・コンビニ |
このうち、施術のあとの扱いに関わるのは一つめだけです。二つめと三つめは、施術を受けた肌に自己判断で使ってよいものではありません。
そして一つめについては、貼るかどうか、何を使うか、いつまで続けるかを決めるのは、施術をした医療機関です。「一般的には何日」という情報を先に頭に入れてしまうと、当日クリニックから受けた指示と食い違ったときに迷います。優先するのは、必ずその場で受けた指示のほうです。
シミ取りそのものの選び方は韓国のシミ取りの費用と回数、肌管理としてシミに向き合う場合は肌管理でシミを取るときの選び方にまとめています。
韓国では、シミへの施術がどう分類されているか

上に載せた画像は、韓国の付加価値税法施行令の条文です。黄色く示された並びの先頭に「색소모반ㆍ주근깨ㆍ흑색점ㆍ기미 치료술」という言葉があります。日本語にすると「色素母斑・そばかす・黒色点・シミの治療術」です。
韓国では、治療を目的とした医療には付加価値税がかからず、美容を目的とした施術には課税されます。シミへの施術がこの並びに置かれているということは、制度のうえで美容目的の施術として扱われている、ということです。
この点は、費用の見え方に直結します。カウンセリングで提示される金額が税込みなのか税別なのかで、支払う総額が変わります。あわせて、施術後に使う保護材や軟膏の代金が、施術費に含まれているのか別なのかも確認しておく項目になります。ここが分かれていることを知らないまま会計に進むと、想定と違う金額になることがあります。
施術当日の流れのなかで、テープはどこに出てくるか
シミへの施術は、麻酔のクリームを塗って待つ時間が入ることがあります。塗ってから効くまでの待ち時間があるため、当日の所要時間はこの部分でも変わります。

当日の流れは、おおよそ次の順に進むことが多いです。順番そのものはクリニックによって変わりますので、予約時にご自身の受ける施術の流れを確認しておくと、時間の見積もりができます。
- 受付・問診
- カウンセリング(施術の内容と範囲の確認)
- 麻酔のクリームを塗って待つ時間
- 施術
- 施術後の説明と、必要に応じた保護材の扱いの案内
- 会計
テープや保護材の話が出てくるのは五つめです。ここで受ける説明が、その後の数日を左右します。ところが、この段階は集中しにくい時間帯でもあります。麻酔のあとで、赤みが出ていて、早く帰りたい状態のことが多いからです。
ですので、聞くのは五つめではなく、二つめのカウンセリングの段階をおすすめします。「あとで説明します」と言われたら、「先に概要だけ聞かせてください」と伝えてください。この一言で、当日の予定の立て方が変わります。
何を聞けばよいのか、項目を決めておきます
質問は思いつくままだと抜けます。次の表をそのまま使ってください。
| 聞く項目 | 聞き方の例 | 答えを数字で受け取る理由 |
|---|---|---|
| 貼るかどうか | 「この施術のあと、貼るものはありますか」 | 貼らない施術もあります |
| 期間 | 「何日間つけたままですか」 | 「しばらく」では予定が組めません |
| 洗顔 | 「顔を洗うときはどうしますか」 | 当日から変わる可能性があります |
| メイク | 「何時間あければメイクできますか」 | 予定を入れる時刻が決まります |
| 日焼け止め | 「いつから塗ってよいですか」 | 屋外の予定に関わります |
| 交換 | 「自分で貼り替えますか、それとも来院しますか」 | 再来院が必要なら日程に組み込みます |
| 追加で必要なもの | 「自分で買っておくものはありますか」 | 帰国前に買う必要があるかが分かります |
| 帰国後 | 「気になることが出たら、どこに連絡すればよいですか」 | 連絡先が分かれば不安が減ります |
この八項目をカウンセリングで聞いておくと、当日の説明が「確認」に変わります。初めて聞く話ではなくなるので、赤みが出ている状態でも頭に残ります。
貼っている期間に、旅行の予定をどう置くか
渡韓のスケジュールは、施術を先に決めてから観光を入れる方と、観光を決めてから施術を差し込む方に分かれます。テープの扱いを考えるなら、先に施術日を置くほうが組みやすいです。
| 予定の種類 | 置き方の考え方 |
|---|---|
| 写真を多く撮る予定 | 施術より前に置くほうが気が楽です |
| 屋外を長く歩く予定 | 日焼け止めの扱いを確認してから置きます |
| 食事の予定 | 口周りの施術かどうかで扱いが変わります |
| 汗をかく予定 | 施術の前に済ませておくほうが無難です |
| 帰国日 | 施術から何日空くかを先に数えます |
とくに帰国日との距離は先に数えてください。滞在の最終日に施術を入れると、経過を診てもらう余地がなくなります。何か気になることが出たとき、その場で相談できるかどうかは、残り日数で決まります。
ダウンタイム中の食事や外出の組み方についてはダウンタイム中の食事と予定の組み方もあわせてご覧ください。施術後の肌にシートマスクを使ってよいかどうかも、同じく施術をしたクリニックに確認する項目になります。
韓国で追加のものを買うときに見ること

クリニックから「これを買っておいてください」と言われた場合は、指示されたものを買うのがいちばん確実です。売り場で自己判断で選び替えないでください。
そのうえで、売り場で表示を確認するときに拾える韓国語を挙げておきます。
| 韓国語の表記 | 日本語の意味 |
|---|---|
| 밴드 | ばんそうこう・テープ類 |
| 연고 | 軟膏 |
| 자외선 차단 | 紫外線をさえぎる(日焼け止め) |
| 사용기한 | 使用期限 |
| 의약품 / 화장품 | 医薬品 / 化粧品 |
いちばん下の「의약품」と「화장품」の区別は覚えておく価値があります。韓国でも、医薬品と化粧品は別の枠組みに置かれています。医薬品として承認されているものは、上に載せたような公開の一覧で誰でも確認できます。化粧品はその一覧には出てきません。
「これは医薬品ですか」と聞いて答えが返ってくる売り場かどうかも、ひとつの目安になります。
テープでは対応できない場面
次のような状態は、貼って様子を見る対象ではありません。施術をしたクリニックに連絡してください。
- 予定していた期間を過ぎても、指示された状態から変化がないと感じるとき
- 痛みが強くなっていくとき
- 説明で聞いていた範囲を超えて広がっていると感じるとき
- 貼っているものが合わないと感じるとき
帰国後にこうしたことが起きると、連絡先が分からないという問題が出ます。ですので、施術を受ける前に、外国から来た方の受け入れ体制がどうなっているかを見ておくことをおすすめします。韓国では、外国人患者の受け入れ登録をしている医療機関を公式サイトで誰でも確認できます。

この登録があるからといって日本語対応が保証されるわけではありませんが、外国から来た方の受け入れを前提にしているかどうかの手がかりにはなります。
経過の途中で起きやすい、三つの勘違い
渡韓してシミ取りを受けた方から伺う話のなかで、繰り返し出てくるものが三つあります。事前に知っておくだけで避けられるものばかりです。
ひとつめは、「早く外したほうが治りが早い」という思い込みです。 保護している期間は、クリニックが理由があって設定しているものです。予定より早く外して見た目を優先すると、そのぶん落ち着くまでの時間が延びることがあります。外してよい時期は、鏡ではなく指示で判断してください。
ふたつめは、隠すために別のものを重ねてしまうことです。 写真を撮る予定がある日ほど起きやすい行動です。ですが、施術を受けた部位に指示されていないものを重ねると、何が原因で状態が変わったのかが分からなくなります。次に相談するときの材料も失われます。隠したいのであれば、施術日そのものを予定の前に置くほうが確実です。
みっつめは、経過を記録していないことです。 帰国後に相談するとき、「いつ、どういう状態だったか」を伝えられるかどうかで話の進み方が変わります。特別なことをする必要はなく、同じ場所・同じ明るさで一日一枚撮っておくだけで十分です。次に渡韓するときの判断材料にもなります。
記録の取り方については、渡韓のたびに残しておくと比較ができるようになります。回数を重ねる施術ではとくに、前回との違いを言葉にできるかどうかが、次のカウンセリングの精度を決めます。
費用の話は、テープの話とつながっています
意外に思われるかもしれませんが、保護材の扱いは費用の確認とセットで聞いておくほうが効率がよいです。理由は二つあります。
ひとつは、施術費に含まれているのか別なのかで、当日の会計額が変わるからです。もうひとつは、再来院が必要な場合、その来院に費用がかかるのかどうかも同時に決まるからです。この二つを別々のタイミングで聞くと、答えを聞き逃しやすくなります。
聞き方としては、「この施術の費用には、施術後に使うものと再来院の分は含まれていますか」と一度にまとめてしまうのが早いです。答えが「含まれています」であれば、当日の会計はその金額で終わります。「別です」であれば、いくら追加になるのかをその場で確認しておけます。
あわせて、表示されている金額が税込みかどうかも確認してください。先ほど見たとおり、シミへの施術は韓国では美容目的として課税の対象に分類されています。税を含むかどうかで、総額の見え方が変わります。

日本語では、どこまで確認できるのか
施術そのものより、施術後の扱いのほうが言葉を必要とします。「どれくらい」「いつから」「どうやって」という条件つきの話が続くからです。
実際に韓国でシミ取りを受けた方の声を見ると、この部分の受け取り方に差が出ています。
「本日、シミ取りしてきました。スタッフの皆さんみんな優しい方で、相談にものってくれて施術後のケアをわかりやすく教えてくださいました。」
「シミ取りで行きました。丁寧なカウンセリングをしてもらって安心して施術してもらえました。」
施術後のケアまで説明を受けられたかどうかが、その後の数日の落ち着きを決めます。初めての方ほど、声をかけてもらえるかどうかが大きいという声もあります。
「施術も初めてで怖かったですが先生と看護師さんが声をかけてくださったので安心しました。」
日本語対応にはいくつかの段階があります。予約の問い合わせだけ日本語という場合、カウンセリングに通訳が入る場合、スタッフが直接日本語で話す場合。施術後の説明までカバーされているかどうかは、段階が違えば変わってきます。
「日本語を話せるスタッフの方がいるので、カウンセリングから施術後まで安心して受けることができました。」
予約の段階で聞いておく言い方を挙げます。
- 「施術のあとのケアの説明も、日本語で受けられますか」
- 「説明を紙かメッセージで残してもらえますか」
- 「帰国後に質問したい場合、日本語で連絡できますか」
二つめは意外と有効です。その場で聞いた内容を、あとから読み返せる形で残しておくと、滞在中に迷ったときに確認できます。ピコトーニングのように回数を重ねる施術では、記録が次回の判断材料にもなります。判断の軸についてはピコトーニングが自分に合うかを見分ける軸にまとめました。
よくある質問
Q. シミ取りのあと、テープは何日貼るのですか。
施術の種類、部位、肌の状態によって変わりますので、日数をこの記事で書くことはできません。施術をしたクリニックの指示が唯一の基準になります。カウンセリングの段階で「何日間つけたままですか」と数字で確認しておくと、旅行の予定を組めます。
Q. 市販の絆創膏で代用してもよいですか。
施術を受けた部位に自己判断で何かを貼ることはおすすめできません。クリニックから指示されたものがある場合は、その指示に従ってください。指示されていないものを使いたい場合は、使う前にクリニックに確認してください。
Q. テープを貼ったまま、飛行機に乗ってもよいですか。
これも施術と経過によりますので、施術をしたクリニックに確認してください。確認するときは、帰国日と搭乗時刻を伝えると、答えが具体的になります。
Q. 貼っている間、メイクはできますか。
できる場合とできない場合があります。「何時間あければメイクできますか」と時刻で聞いてください。「しばらく」という答えのままだと、当日の予定が立ちません。
Q. 韓国で追加のテープや軟膏を買う必要はありますか。
必要かどうかはクリニックの指示によります。買う必要がある場合は、「自分で買っておくものはありますか」とカウンセリングで聞いておくと、帰国前に用意できます。指示されていないものを自分の判断で買い足すことは避けてください。
この記事の情報源
- 韓国「付加価値税法施行令」第35条/2026年2月27日施行版(大統領令第36133号)
- 掲載した画像は、韓国の国家法令情報センターで公開されている条文の原文画面です
- 韓国の食品医薬品安全処が公開している医薬品の承認情報の検索画面
- 外国人患者の受け入れ登録の照会画面/韓国保健産業振興院が運営する公式サイト
- 引用した口コミは、韓国の美容クリニックについて日本語で書かれた実際の投稿から、原文のまま引用しています
※ 本記事は2026年8月31日時点で確認できた公開情報の整理であり、診断や治療の助言ではありません。施術後の扱いは施術の種類と個人の状態によって異なります。貼る期間を含め、個別の判断は必ず施術を受けた医療機関にご確認ください。