韓国のポテンツァ|費用・痛み・ダウンタイムを日本と比較【2026年】

施術ガイド公開日:2026-08-22 最終更新:2026-09-14

韓国の美容皮膚科の口コミで、施術名としていちばん多く出てくるのがポテンツァです。ニキビ跡や毛穴が気になって渡韓を考えている方には、最初の候補になりやすいメニューだと思います。ただ、痛みのある施術ですし、一度で終わるものでもありません。この記事では、費用・痛み・ダウンタイム・日本との違いを、現地の口コミとあわせて正直に整理します。

ポテンツァとは?

極細の針を肌に刺し、その先端から高周波を流す施術です。針の刺激だけでなく、高周波の熱を肌の内部に届ける二段構えになっています。

どんな悩みに選ばれているか

悩み期待される方向性
ニキビ跡の凹凸(クレーター)凹んだ部分の底上げ
毛穴の開き引き締め
顔の赤み赤みの元になる部分への働きかけ
肌全体のハリ肌質の底上げ

韓国では薬剤を組み合わせて行うことも多く、エクソソームやスキンブースターと一緒に組まれるケースがよく見られます。

実際に受けた方の記録

「いつも渡韓の時に肌治療していただいてます。こちらでポテンツァを3回ほど、施術しましたが、ニキビのクレーターの跡は改善、毛穴も小さくなってきました。また今後もお世話になりたいと思います(⌒▽⌒)」

押さえておきたいのは「3回ほど」という部分です。一度で完結する施術ではなく、渡韓のたびに重ねている方が多い、というのが実態に近いところです。効果の出方には個人差があり、同じ回数でも感じ方は変わります。

日本と韓国のポテンツァ、何が違うのか

項目日本で一般的な受け方韓国での受け方
組み方ポテンツァ単独で受ける注射やLDMなど複数メニューと同日に組む
施術者看護師が担当することが多い医師が担当するクリニックがある
薬剤選択肢が限られる組み合わせの提案が多い
通う前提定期的に通院渡韓のたびに受ける形
韓国の医療法第4条第5項。医療行為をする人の身分が分かるようにするという部分が強調されている
韓国の医療法第4条第5項。医療機関の長は、患者が医療行為をする人の身分を分かるよう、医療人・看護助務士などに院内で名札を付けさせなければならないと定められています(救急・手術室内などの例外あり)

施術者の違いについて、実際の口コミがあります。

「韓国でクリニックへ行くのは初めてで緊張しましたが、スタッフの皆さん親切、丁寧です。日本ではナース施術になるポテンツァですが、院長先生が施術してくださり効果が楽しみです。院長先生も物腰が柔らかく優しいので安心して受けられました。」

日本と韓国では制度や運用が違うため、どちらが優れているという話ではありません。ただ「誰が打つのか」は安心感に直結する部分なので、予約前に確認しておいてよい項目だと思います。

費用はどう決まるのか

ポテンツァの金額は、単純な「一回いくら」では決まりません。次の要素で変わります。

変数内容
チップの種類針の本数や深さが違い、種類で価格が変わります
照射範囲全顔か、頬だけなどの部分かで変わります
薬剤の有無と量エクソソームなどを足すと、その分が加算されます
回数・パッケージ3回・5回のまとめ買いで1回あたりが下がります
同日の組み合わせほかのメニューと一緒に受けるとセット価格になることがあります
韓国の医薬品情報検索の画面。製品名の入力欄にボツリヌスを意味する韓国語が入力されている
韓国の食品医薬品安全処が運営する医薬品情報の検索画面。製品名の欄に「보툴리눔」(ボツリヌス)と入力して検索します

つまり「韓国のポテンツァはいくら」という質問に単一の答えはありません。同じクリニックの中でも、チップと薬剤の選び方で金額が変わるからです。カウンセリングでは、チップの種類と薬剤の量まで含めた見積もりを出してもらってください。

※本記事の費用に関する記述は、公開メニューと口コミで確認できた範囲の目安です。キャンペーンや薬剤の量、為替で変動します。金額はカウンセリングの場で提示してもらってください。

痛みはどれくらい?

食薬処の医薬品検索結果。製品名・企業名・承認番号・承認日が並んでいる
「리도카인」(リドカイン)で検索した結果。麻酔に使われる製剤の承認番号と承認日まで公開されています

正直に書きます。ポテンツァは痛みのある施術です。麻酔クリームを使いますが、それでも痛みを感じたという口コミが多数を占めます。

「ずっと気になっていたシャインビームに行きました!駅からすぐ近くで店内もきれいで落ち着いた雰囲気でした。 日本人のスタッフの方もいるので、日本語で通じたところも良かったです。(中略)今回は、ポテンツァ+赤ちゃん注射6ccを受けました。施術前に薬剤とチップの確認させてくれたのもよかったです。 施術はやっぱりポテンツァは痛かったですが、麻酔クリームもしっかり塗ってくれたので耐える事が出来ました。」

「やっぱりポテンツァは痛かった」「麻酔クリームもしっかり塗ってくれたので耐える事が出来た」。この二つが同時に書かれているのが、実際の受け止め方に近いと思います。

痛みを軽くするためにできること

  • 痛みに弱いことを先に伝える — 麻酔クリームを長めに置いてもらえることがあります
  • 麻酔の待ち時間を短縮しない — 予定が詰まっていても、ここは削らないほうがよいです
  • 施術中に痛みを伝える — その場で出力を調整してもらえます

実際に、痛みの確認を丁寧に行っているクリニックの口コミもあります。

「(前略)アップセルもなく、無理なく自分のしたい施術を選べました。 私はニキビ跡と毛穴が気になったので、ポテンツァ+赤ちゃん注射をオススメしてもらいました! 院内のスタッフさん、みなさん簡単な日本語で説明してくださり安心して受けることができました。 また施術してくださった院長もこれでもかってぐらいポテンツァを何周もしてくださり、痛みも都度都度確認してくださったのでよかったです!」

「痛みも都度都度確認してくださった」。これができるかどうかが、同じ施術でも体験の差になります。そしてこれは、言葉が通じないと成立しません。

痛みの伝え方を、先に決めておいてください

痛みは我慢するものではなく、伝えて調整していただくものです。ただ、うつ伏せや仰向けの状態で、しかも顔に機器が当たっている場面では、長い文章は出てきません。短い言い方をいくつか決めておくと、その場で口に出せます。

伝えたいこと短い言い方相手に伝わること
痛みが強い「痛いです」出力を下げる相談ができます
少し待ってほしい「少し休ませてください」いったん手を止めていただけます
この場所がつらい「ここが特に痛いです」部位ごとに調整していただけます
麻酔が効いていない気がする「麻酔がまだ効いていない気がします」時間を置き直していただける場合があります
もう大丈夫「続けて大丈夫です」中断が長引かずに済みます

そして、これを訳してくださる方が施術室にいるかどうかが分かれ目になります。痛みのやりとりは、あとから会計のときに言っても間に合いません。

「初心者にも優しく丁寧に教えていただけてすごく良かったです。

通訳さんいるので日本人でもやりたいこと伝えれば色々提案してその中で選べます。」

「やりたいこと伝えれば」という部分が、この施術ではそのまま痛みの調整にもつながります。伝えられる相手がその場にいるという状態を、予約の段階で作っておいてください。

ダウンタイム

経過状態
施術直後赤みと熱感。針の跡が点状に残ることも
当日〜翌日赤みが残り、ほてった感じが続くことも
2〜3日目赤みが引いてくる。乾燥を感じる方が多いです
その後通常のスキンケアに戻します

出方には個人差があります。帰国後すぐに人と会う予定があるなら初日に受けるほうが余裕を持てますし、旅行中に写真を撮る予定が多いなら、その予定の後ろに回すという組み方もあります。

韓国のポテンツァは日本語で受けられる?

ポテンツァは、施術中に何度も痛みのやり取りが発生する施術です。だからこそ、日本語が通じるかどうかが体験そのものを左右します。「痛いです」「もう少し弱くしてください」を伝えられないまま最後まで進むと、その一回はつらい時間になります。先ほど引用した二つの口コミでも、日本人スタッフがいたことや簡単な日本語で説明してもらえたことが、そのまま安心感につながっていました。

韓国のクリニックの日本語対応、3つのパターン

  1. 日本人スタッフが在籍 — 受付から施術中の声かけまで日本語で完結します
  2. 日本語ができる韓国人カウンセラー — 医師とのやり取りは通訳を挟むことがあります
  3. 通訳が同席 — 医師の診察と施術に通訳が入り、その場で訳してくれます

ポテンツァで重要なのはカウンセリングだけでなく施術中も日本語が続くかです。カウンセリングは日本語だったのに、施術室では韓国語だけになったというケースがあり、「施術者の日本語力によって不安感の差がある」と書いている口コミもありました。

韓国の医療法第24条の2。主たる医師が変わる場合の通知義務が強調されている
韓国の医療法第24条の2。主たる医師が変わるときは、その理由と内容を書面で知らせることになっています

予約時に日本語で送っておくとよいこと

  • 施術中も日本語で声をかけてもらえるか
  • 施術は医師が担当するか
  • 痛みに弱いので麻酔クリームを長めに置いてほしい
  • チップの種類と薬剤の量を含めた見積もりが欲しい

多くのクリニックがLINEやカカオトークで日本語の問い合わせを受け付けています。文章で残しておけば、当日に口頭で伝えるより確実です。

満足できなかった口コミも読んでおく

良い口コミだけを見て決めると、期待とのずれが起きます。実際に不満だった方の声も見ておきましょう。

「ポテンツァの施術を受けましたがおすすめしません。気になる部分の打ち直しもないし、初めはちゃんと打ってましたが、途中から浮いてる感じで肌に刺さってるようには思わなかった。赤みも全然出てなく痛みもなかった。返金を望むレベルです。少し高くても日本でやる方がよっぽどいいと思います。」

「赤みも全然出てなく痛みもなかった」という記述が示唆的です。ポテンツァは本来、痛みと赤みを伴う施術です。それが出なかったということは、十分に届いていなかった可能性を疑う根拠になります。痛くなさすぎることが逆に不安材料になる施術だということです。

「少し高くても日本でやる方がよっぽどいい」という結論も、そのまま受け止めておくべきだと思います。渡航費や滞在費まで含めて考えたとき、日本で通院したほうが合っている方もいます。

避けるためにできること

  • 施術前に薬剤とチップを見せてもらう — これに応じるクリニックは実際にあります
  • 気になる部分は指差して具体的に伝える — 打ち直しの依頼もしやすくなります
  • 口コミは星の数ではなく本文で読む — 星5だけを追うと、こうした声は見えません

日本語では、どこまで確認できるのか

韓国の医療法第45条。掲示した金額を超えて徴収できないという部分が強調されている
韓国の医療法第45条。医療機関は、あらかじめ告知・掲示した金額を超えて徴収することができないと定められています

ポテンツァは、チップと薬剤の選び方で内容も金額も変わりますので、文字で確認しておく価値がとくに高い施術です。予約のやりとりで次の項目を送っておくと、当日の判断がぐっと楽になります。

聞いておきたいこと予約のときの言い方
施術室での日本語「施術のあいだも日本語が分かる方はいらっしゃいますか」
担当者「施術はどなたが担当されますか」
麻酔の置き時間「痛みに弱いので、麻酔クリームを長めに置いていただけますか」
見積もりの中身「チップの種類と薬剤の量を含めたお見積もりをいただけますか」
薬剤の確認「使用する薬剤を、施術の前に見せていただけますか」
打ち直しの相談「気になる部分の打ち直しはお願いできますか」
施術後の注意事項「施術後の注意事項を、日本語の文章でいただけますか」

この7つのうち、答えが返ってこなかった項目があれば、そこがその医療機関の弱いところにあたる可能性があります。とくに見積もりと薬剤の項目は、後から確かめる方法がありませんので、文字で残しておいてください。

「クリニックも広くて綺麗でした
ジュンヒョンさんにカウンセリングしてもらいました

日本語がとても上手でカウンセリングも丁寧でした」

日本と韓国で、前提が違うところ

この施術を日本で受ける場合と韓国で受ける場合では、そもそもの前提が違います。ここを押さえておくと、案内の読み方が変わります。

項目日本で慣れている形韓国で前提になりやすい形受ける側への影響
通院気になったら同じ医院にまた行けます滞在しているあいだしか通えません複数回前提の案内を、渡韓のたびに重ねる形に読み替える必要があります
費用の考え方保険の対象かどうかで見当がつきます自由診療が前提で、内容ごとに決まりますチップと薬剤をそろえないと比べられません
組み方単独で受けることが多くなります同じ日に注射や超音波と組み合わせます赤みや反応がどれによるものか分かりにくくなります
打ち直し次の通院で相談できますその日のうちに言う必要があります気になる部分は、その場で指差して伝えることになります

いちばん下の行が、この施術ではとくに効いてきます。日本であれば「次のときに」と言えますが、滞在期間が決まっている場合、その次がありません。気になる部分は施術中に伝えていただくほかありませんので、そのためにも施術室に日本語が届くかどうかが重要になります。

帰国してからの過ごし方

赤みや乾燥は数日にわたって続くことがありますので、帰国後の予定も含めて日程を考えてください。飛行機の中は乾燥しますので、保湿の準備をしておくと落ち着いて過ごせます。

そして、受けた内容を必ず持ち帰ってください。チップの種類、薬剤の名前と量、当日の出力の目安。この3つが手元にあると、次に受けるときに同じ条件から始められますし、日本の医療機関に相談する場合にも説明ができます。口頭で聞いただけだと、帰国するころには覚えていないものです。

肌の様子は、同じ場所を同じ明るさで撮った写真で残しておいてください。数日おきの写真がそろっていると、変化を自分の言葉で説明できるようになります。

よくある質問

Q. 何回受ければよいですか? 悩みの内容と肌の状態によって変わります。ニキビ跡の凹凸には複数回を前提に組まれることが多く、渡韓のたびに1回ずつ重ねている方もいます。一度で完結する施術ではないと考えておくほうが、期待とのずれが起きにくいです。

Q. 当日の所要時間はどれくらいですか? 麻酔クリームの待ち時間を含めて1時間前後を見ておくと余裕があります。

Q. 帰国日に受けても大丈夫ですか? 赤みが出た状態で空港へ向かうことになります。飛行機の時間はカウンセリングで伝えておいてください。

Q. 施術後のスキンケアはどうすればよいですか? クリニックからアフターケアの説明があります。乾燥を感じる方が多いため、保湿と紫外線対策は当日に確認しておくと安心です。

Q. 麻酔クリームはどのくらい置いてもらえますか。

医療機関と当日の混み具合によって変わります。痛みに弱いと先に伝えておくと、長めに置いていただけたという声がありますので、予約のやりとりの段階で伝えておいてください。

Q. 施術中に痛みを伝えても大丈夫でしょうか。

大丈夫です。むしろ伝えていただくことを前提に進んでいます。短い言い方をいくつか用意しておくと、その場で口に出しやすくなります。

Q. ほかの施術と同じ日に組んでも問題ありませんか。

同じ日に組む形は韓国ではよく見られます。ただ、はじめての場合は数を絞っておくと、反応が出たときにどれによるものか分かりやすくなります。組み合わせの可否は、当日カウンセリングでご確認ください。

Q. 日本で受けるのと、どちらがよいですか。

どちらが優れているという話ではありません。渡航費や滞在費まで含めて考えたときに、日本で通うほうが合っている方もいらっしゃいます。複数回を前提にする施術ですので、続けられる形かどうかで考えていただくのがよいと思います。

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ご希望の施術・渡韓予定日をお送りいただければ、日本語対応の状況を含めてご案内します。

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