韓国の美容皮膚科の口コミで、施術名としていちばん多く出てくるのがポテンツァです。ニキビ跡や毛穴が気になって渡韓を考えている方には、最初の候補になりやすいメニューだと思います。ただ、痛みのある施術ですし、一度で終わるものでもありません。この記事では、費用・痛み・ダウンタイム・日本との違いを、現地の口コミとあわせて正直に整理します。
ポテンツァとは?
極細の針を肌に刺し、その先端から高周波を流す施術です。針の刺激だけでなく、高周波の熱を肌の内部に届ける二段構えになっています。
どんな悩みに選ばれているか
| 悩み | 期待される方向性 |
|---|---|
| ニキビ跡の凹凸(クレーター) | 凹んだ部分の底上げ |
| 毛穴の開き | 引き締め |
| 顔の赤み | 赤みの元になる部分への働きかけ |
| 肌全体のハリ | 肌質の底上げ |
韓国では薬剤を組み合わせて行うことも多く、エクソソームやスキンブースターと一緒に組まれるケースがよく見られます。
実際に受けた方の記録
「いつも渡韓の時に肌治療していただいてます。こちらでポテンツァを3回ほど、施術しましたが、ニキビのクレーターの跡は改善、毛穴も小さくなってきました。また今後もお世話になりたいと思います(⌒▽⌒)」
押さえておきたいのは「3回ほど」という部分です。一度で完結する施術ではなく、渡韓のたびに重ねている方が多い、というのが実態に近いところです。効果の出方には個人差があり、同じ回数でも感じ方は変わります。
日本と韓国のポテンツァ、何が違うのか
| 項目 | 日本で一般的な受け方 | 韓国での受け方 |
|---|---|---|
| 組み方 | ポテンツァ単独で受ける | 注射やLDMなど複数メニューと同日に組む |
| 施術者 | 看護師が担当することが多い | 医師が担当するクリニックがある |
| 薬剤 | 選択肢が限られる | 組み合わせの提案が多い |
| 通う前提 | 定期的に通院 | 渡韓のたびに受ける形 |
施術者の違いについて、実際の口コミがあります。
「韓国でクリニックへ行くのは初めてで緊張しましたが、スタッフの皆さん親切、丁寧です。日本ではナース施術になるポテンツァですが、院長先生が施術してくださり効果が楽しみです。院長先生も物腰が柔らかく優しいので安心して受けられました。」
日本と韓国では制度や運用が違うため、どちらが優れているという話ではありません。ただ「誰が打つのか」は安心感に直結する部分なので、予約前に確認しておいてよい項目だと思います。
費用はどう決まるのか
ポテンツァの金額は、単純な「一回いくら」では決まりません。次の要素で変わります。
| 変数 | 内容 |
|---|---|
| チップの種類 | 針の本数や深さが違い、種類で価格が変わります |
| 照射範囲 | 全顔か、頬だけなどの部分かで変わります |
| 薬剤の有無と量 | エクソソームなどを足すと、その分が加算されます |
| 回数・パッケージ | 3回・5回のまとめ買いで1回あたりが下がります |
| 同日の組み合わせ | ほかのメニューと一緒に受けるとセット価格になることがあります |
つまり「韓国のポテンツァはいくら」という質問に単一の答えはありません。同じクリニックの中でも、チップと薬剤の選び方で金額が変わるからです。カウンセリングでは、チップの種類と薬剤の量まで含めた見積もりを出してもらってください。
※本記事の費用に関する記述は、公開メニューと口コミで確認できた範囲の目安です。キャンペーンや薬剤の量、為替で変動します。金額はカウンセリングの場で提示してもらってください。
痛みはどれくらい?
正直に書きます。ポテンツァは痛みのある施術です。麻酔クリームを使いますが、それでも痛みを感じたという口コミが多数を占めます。
「ずっと気になっていたシャインビームに行きました!駅からすぐ近くで店内もきれいで落ち着いた雰囲気でした。 日本人のスタッフの方もいるので、日本語で通じたところも良かったです。(中略)今回は、ポテンツァ+赤ちゃん注射6ccを受けました。施術前に薬剤とチップの確認させてくれたのもよかったです。 施術はやっぱりポテンツァは痛かったですが、麻酔クリームもしっかり塗ってくれたので耐える事が出来ました。」
「やっぱりポテンツァは痛かった」「麻酔クリームもしっかり塗ってくれたので耐える事が出来た」。この二つが同時に書かれているのが、実際の受け止め方に近いと思います。
痛みを軽くするためにできること
- 痛みに弱いことを先に伝える — 麻酔クリームを長めに置いてもらえることがあります
- 麻酔の待ち時間を短縮しない — 予定が詰まっていても、ここは削らないほうがよいです
- 施術中に痛みを伝える — その場で出力を調整してもらえます
実際に、痛みの確認を丁寧に行っているクリニックの口コミもあります。
「(前略)アップセルもなく、無理なく自分のしたい施術を選べました。 私はニキビ跡と毛穴が気になったので、ポテンツァ+赤ちゃん注射をオススメしてもらいました! 院内のスタッフさん、みなさん簡単な日本語で説明してくださり安心して受けることができました。 また施術してくださった院長もこれでもかってぐらいポテンツァを何周もしてくださり、痛みも都度都度確認してくださったのでよかったです!」
「痛みも都度都度確認してくださった」。これができるかどうかが、同じ施術でも体験の差になります。そしてこれは、言葉が通じないと成立しません。
ダウンタイム
| 経過 | 状態 |
|---|---|
| 施術直後 | 赤みと熱感。針の跡が点状に残ることも |
| 当日〜翌日 | 赤みが残り、ほてった感じが続くことも |
| 2〜3日目 | 赤みが引いてくる。乾燥を感じる方が多いです |
| その後 | 通常のスキンケアに戻します |
出方には個人差があります。帰国後すぐに人と会う予定があるなら初日に受けるほうが余裕を持てますし、旅行中に写真を撮る予定が多いなら、その予定の後ろに回すという組み方もあります。
韓国のポテンツァは日本語で受けられる?
ポテンツァは、施術中に何度も痛みのやり取りが発生する施術です。だからこそ、日本語が通じるかどうかが体験そのものを左右します。「痛いです」「もう少し弱くしてください」を伝えられないまま最後まで進むと、その一回はつらい時間になります。先ほど引用した二つの口コミでも、日本人スタッフがいたことや簡単な日本語で説明してもらえたことが、そのまま安心感につながっていました。
韓国のクリニックの日本語対応、3つのパターン
- 日本人スタッフが在籍 — 受付から施術中の声かけまで日本語で完結します
- 日本語ができる韓国人カウンセラー — 医師とのやり取りは通訳を挟むことがあります
- 通訳が同席 — 医師の診察と施術に通訳が入り、その場で訳してくれます
ポテンツァで重要なのはカウンセリングだけでなく施術中も日本語が続くかです。カウンセリングは日本語だったのに、施術室では韓国語だけになったというケースがあり、「施術者の日本語力によって不安感の差がある」と書いている口コミもありました。
予約時に日本語で送っておくとよいこと
- 施術中も日本語で声をかけてもらえるか
- 施術は医師が担当するか
- 痛みに弱いので麻酔クリームを長めに置いてほしい
- チップの種類と薬剤の量を含めた見積もりが欲しい
多くのクリニックがLINEやカカオトークで日本語の問い合わせを受け付けています。文章で残しておけば、当日に口頭で伝えるより確実です。
満足できなかった口コミも読んでおく
良い口コミだけを見て決めると、期待とのずれが起きます。実際に不満だった方の声も見ておきましょう。
「ポテンツァの施術を受けましたがおすすめしません。気になる部分の打ち直しもないし、初めはちゃんと打ってましたが、途中から浮いてる感じで肌に刺さってるようには思わなかった。赤みも全然出てなく痛みもなかった。返金を望むレベルです。少し高くても日本でやる方がよっぽどいいと思います。」
「赤みも全然出てなく痛みもなかった」という記述が示唆的です。ポテンツァは本来、痛みと赤みを伴う施術です。それが出なかったということは、十分に届いていなかった可能性を疑う根拠になります。痛くなさすぎることが逆に不安材料になる施術だということです。
「少し高くても日本でやる方がよっぽどいい」という結論も、そのまま受け止めておくべきだと思います。渡航費や滞在費まで含めて考えたとき、日本で通院したほうが合っている方もいます。
避けるためにできること
- 施術前に薬剤とチップを見せてもらう — これに応じるクリニックは実際にあります
- 気になる部分は指差して具体的に伝える — 打ち直しの依頼もしやすくなります
- 口コミは星の数ではなく本文で読む — 星5だけを追うと、こうした声は見えません
よくある質問
Q. 何回受ければよいですか? 悩みの内容と肌の状態によって変わります。ニキビ跡の凹凸には複数回を前提に組まれることが多く、渡韓のたびに1回ずつ重ねている方もいます。一度で完結する施術ではないと考えておくほうが、期待とのずれが起きにくいです。
Q. 当日の所要時間はどれくらいですか? 麻酔クリームの待ち時間を含めて1時間前後を見ておくと余裕があります。
Q. 帰国日に受けても大丈夫ですか? 赤みが出た状態で空港へ向かうことになります。飛行機の時間はカウンセリングで伝えておいてください。
Q. 施術後のスキンケアはどうすればよいですか? クリニックからアフターケアの説明があります。乾燥を感じる方が多いため、保湿と紫外線対策は当日に確認しておくと安心です。